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主管理事長挨拶


2008年度
社団法人 釧路青年会議所


第57代理事長

中島谷 友一朗


 幻想的な海霧にやさしく包まれるまち、くしろへようこそお越しくだ さいました。

 平成17年の合併により誕生しました新・釧路市は、北西部に阿寒国立 公園、北東部に釧路湿原国立公園とふたつの国立公園を有し、また、特別 天然記念物のタンチョウヅルやマリモをはじめ多くの貴重な動植物が生 息する、まさに自然との共生を約束されたまちであります。一方、北海道 の海の台所として知られる釧路港を眼前に控える幣舞橋は、世界三大夕 日のひとつが眺められるスポットとして国内はもとよりアジア各地より 多くの観光客が訪れております。山・大地・海そしてそれらを包み込む霧は、 めまぐるしく変化する現代に生きる私たちに「大切な何か」を語りかけて いるようです。

 情報技術の発展と経済のグローバル化は、私たちに便利さという恩恵 を与えてくれた一方、それぞれの国・地域の、個性や歴史を軸とした価値 観を曖昧なものにしてしまいました。その結果、過度の競争意識から発生 する格差社会や、物質主義の蔓延といった、古来の日本では美徳とされな かったことが、いまや当たり前の価値観として現代の日本人に浸透して いるように感じます。

 本大会は「絆 ~光り輝く北海道 灯源郷の創造をめざして~」をテー マに、日本人の普遍的価値観である「OMOIYARI」のスピリットと、 厳寒の地を生き抜いた私たちの先祖が有していたフロンティアスピリッ トを、そのDNAを受け継いでいる私たち北海道民に強く発信いたしま す。このふたつのスピリットが全道50LOMに伝播でき、そして各LO Mと地域が、自分たちの地域は自分たちで創るという強固な「絆」で結ば れたとき、北海道は、世界や日本の潮流に左右されない、揺るぎない軸を 持った地域(ソーシャルキャピタル)に昇華すると信じております。皆様 におかれましては、本大会を通じ、是非とも私たち現代人が忘れかけてい た「大切な何か」をお持ち帰りいただきたく存じます。

 最後になりますが、各地からお越しくださいます1,900名の皆様に 最大級のホスピタリティをもってお迎えすることをお誓い申し上げます とともに、本大会を主管するにあたりご尽力を賜りました各団体の皆様、 北海道地区協議会会長をはじめとする北海道JCメンバーの皆様、そし て副主管青年会議所の皆様に深く感謝を申し上げ、挨拶といたします。


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